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入試直前の2週間でできることとは?

理科・社会はまだ伸びるのか?

湘南高校の合格者平均点を見ると、英語・国語・数学は高く理科・社会が低めに出ています。

それを考えると、理科と社会でどれだけ伸ばせるかが合格の鍵になると思います。

 

では、残り2週間で伸ばせるのか?

はい、伸ばせます。

ただし、闇雲に問題を解いても意味がありません。

まずはそれぞれの科目で弱い分野を分析し、ポイントを抑えた学習をしなければ間に合いません。

 

 

理科であれば、「分野別学習」「計算問題に特化した勉強」「記述問題対策」です。

社会であれば、「問1対策(世界地理)」「問2対策(日本地理)」「問3対策(古代〜近代:歴史)」「問4対策(近現代:歴史)」「問5対策(憲法:公民)」「問6対策(経済:公民)」です。

それぞれ、苦手意識のある分野や苦手意識がなくても数値として弱点と取れる分野があるはずです。

 

これまでの模試のデータから、自分の苦手分野もしくは6~7割程度の理解に落ち着いてしまっている分野を中心に勉強して9割に底上げしましょう。

6割を9割に底上げするのは大変ですが、あまり時間をかけずに1日、長くて2日と短期決戦で仕上げるつもりで臨んで下さい。

 

そのためにはやはり塾の先生や学校の先生をうまく使って、質問をして疑問を解消し正しい理解をすることが大切です。

理解が出来たら類似問題をたくさん演習です。

演習もただたくさん問題を解けばよいというわけではありません。

その問題の関連知識や連想できる用語を一つひとつその都度細かく確認していくことで、短時間で中身の濃い学習になるはずです。

理科の勉強法、社会の勉強法はまた別のブログの記事にしていますので、そちらを参考にしてみて下さい。

苦手科目の勉強法

理科・社会に限らず、苦手科目でやるべきことは、何をできるようにするのか目的をはっきりさせてから取り組むことです。

 

また、新しい教材を買って初見問題を解くよりも、これまで学習してきた過去問や入試対策教材で勉強することをおすすめします。

 

 

注意しなければならないのは、一度解けたからといって満足しないことです。

例えば数学の関数問題(ウ)。

その問題を解くのに、何分かかっていますか?

もし10分以上かかっているようでしたら、もう一度解き直しましょう。

 

 

試験本番は、その一問に10分も時間をかけられません。長くて5分です。

苦手な問題は、一度解ければ次も解けるかと言ったらそうではありません。

解けたその直後にもう一度やっても、「あれ、ここからどうするんだっけ・・・。」みたいなことが起こります。

そういった事がなくなり、手が淀みなくスピーディーに動くぐらいにならなければ、試験本番の得点力になったとは言い難いです。

 

得意科目の勉強法

入試直前に「得意科目だからもう大丈夫。」と高を括っていると痛いしっぺ返しを食らうかもしれませんから、感覚を鈍らせないように取り組んでおきましょう。

大事なことは、得意科目と苦手科目のバランスを考えて取り組むことです。

 

 

模試で正答率の低い問題に取り組み、ライバルと差をつける

塾に通っている生徒は試験形式の練習は授業でもやっていると思いますから、自学習では50分使った試験演習はそれほど考えなくても良いと思っています。

それよりは、模試で正答率の低い問題に取り組み、自分が正解できる問題を増やしていきましょう。

 

 

塾に通っていない受験生は、試験形式の演習を意図的にとっていく必要があります。

週に2回はとっておくことをお勧めします。

その試験演習で解けなかった問題の解き直し理解&類似問題演習に取り組んでみてください。

藤沢市辻堂の湘南高校受験専門進学塾 育秀会