受験においてメンタルコントロールは非常に重要です。

特に湘南高校などのトップ高校を受験する生徒ともなれば、倍率が高くなることは最初から分かっていること。

その倍率に心惑わされることなく、自分のやるべきことをやりきることができる受験生が最後には合格するものだと思うのです。

今までもそうだと思いますが、習ったことを復習しできるようにする勉強をしてきたと思います。

それはこの受験直前でも同じ。

前回のブログでも書きましたが、自分が何を勉強すれば入試の得点力につながるのかを考えて取り組める子が、最後は強いと毎年思います。

一つ一つそれを積み重ねれば、大きな得点力になることを分かっているのです。

授業開始前や授業中の確認テスト終了までの間など、本当にわずかな時間でもそういった細切れ時間を無駄にせず、入試用テキストの問題に取り組んでいた生徒がいました。

授業中も常に入試対策用教材を広げて傍らに置き、いつでも取り組める状態にしているのです。

授業始めの確認テストで時間を待たずして解き終えると、テストが終わるまでの間に入試対策用教材を取り出して問題を解く。

解説後の問題演習を解き終えたら、講師が解説し始めるまでの間に入試対策用教材を取り出して問題を解く。

とにかくこの流れを繰り返していました。

それまでの定期テストや模試でも結果を出してきている生徒でしたが、受験直前期のそういった姿を見てこの子以外の誰が受かるんだと思ったものです。

生活リズムを崩さないというのは、意外に難しいことかもしれません。

やはりこの時期は追い込みをかけようとしてしまいます。

それによって生活リズムを崩してしまい、入試本番の体調が万全でなくなってしまっては意味がありません。

そうなってしまうのは、勉強計画がしっかりと立てられていない証拠。

なんとなく勉強しはじめてしまうのがよくないことはお伝えしました。

やるべきことを明確にし、計画的に入試対策をしていきましょう。

神奈川県立高校入試まであと５日間です。

志望校を変更した受験生も変更しなかった受験生も、自分の選択を信じて勉強するだけです。

それが「ブレない」ということ。

受験会場に自信を持って足を踏み入れるには、自分のやるべきことをやりきることです。

まだできることはあります。

最後まで頑張って下さい。

藤沢市辻堂の湘南高校受験専門進学塾　育秀会