中学1・2年生は学年末テストが終わり、あとは内申点が出るのを待つだけです。
中学2年生は高校入試に関わる内申点になってきますから、これまでの成績よりも少しでも上昇していることを願っていることと思います。
今現状では待ちの姿勢が続いている状態で、学年が切り替わるこの時期はテストもなく目標がない状態に陥っているお子さんも多いのではないでしょうか。
湘南高校を始めとする県内トップ高校を目指すお子さんたちであれば、勉強へのモチベーションも高く何かに取り組みたいとか何かに取り組まないとと思いつつも、何をしてよいのか分からないといった悩みを抱えているかもしれませんね。
そこで今回は、学年末が終わったこの時期にどんなことに取り組んだらよいかについて述べていきたいと思います。
苦手単元克服
「この時期になにかやろう!」と考えて思いつくのは、学年の総復習をすることだと思います。
それも良いと思いますが、出来ていることを復習するのはあまり効率が良いとは言えません。
どうせ時間を掛けるなら、自分の苦手単元に時間を使ったほうが有効です。
得意単元を省く分、苦手単元に時間をかけてじっくり取り組めます。
短期集中で今のうちに苦手を得意に変えてしまいましょう。
苦手を得意にすることは絶対に出来ますよ!
模試を受験してみる
中学校では学年末テストが終わり、次の定期テストは5月下旬か6月上旬頃でかなり期間が空いてしまいます。
やはり直近の目標があるから頑張れるというのもありますし、自分の弱点を分析するのに役立つものでもありますから、模試を受験することをおすすめします。
現在塾に通っている中学生でしたら、その塾で実施している模試を受験すればよいですし、塾に通っていない中学生は、伸学工房の全県模試が3月24日(日)に各会場実施されますので、それに申し込んでみるのも良いと思います。
模試は、これまでの県立入試のデータをもとに問題作成されていますので、力試しにもなると思います。
新たな勉強時間を生活習慣に組み込んでみる
これは是非実践してほしいところです。
成績が良い子は、毎日の勉強習慣がしっかり取れているという特徴があります。
その日の気分で勉強するのではなく、勉強時間が生活の中にしっかり組み込まれているのです。
もし、この時期何かに取り組んでみようと思っているのであれば、これまで取ってきた勉強時間以外の時間で新たに勉強時間を取ってみることをおすすめします。
新たな勉強時間の確保例
毎朝6:00~6:30は数学の勉強をする
朝は数字関連の勉強をすると良いと言われています。
「朝に勉強すると良い科目」などと検索すれば、いろいろと情報が出てきます。
「毎朝6:00~6:30に数学の問題集1ページ取り組む。」など、時間とやることを具体的に決めて取り組みましょう。
「1ページ解く」を「計算問題100問解く」とか「応用問題3問解く」など、ページ数でなく問題数を決めて取り組むのも良いと思います。
お風呂に入る30分前に社会を勉強する
お風呂に入る前とか〇〇の前に~というのはゴールが見えている分、集中して取り組めます。
メリハリを付けやすいんですね。
もちろん、「30分内に問題集1ページ分全部覚える!」など、目標を決めて集中して取り組みましょう。
お風呂の前に勉強する内容は、社会や理科・英単語などの暗記勉強をおすすめします。
お風呂に入って湯船に浸かっている時にも、直前に勉強した内容を繰り返し頭の中で連想する練習ができますからね。
社会の勉強の仕方は下記のリンクをチェック
※入試対策勉強法の解説になっていますが、定期テスト勉強にも活用できますので試してみてください。
トップ高校を目指すなら勉強に工夫を
いかがでしょうか?
これからトップ高校を目指すのであれば、入試が近づくほど時間が惜しくなります。
どうやって勉強時間を捻出するかは、メリハリを大事にすることはもちろんその時間に何を勉強するのが効率的かを考えて、工夫することも大事です。
学年末を終えたこの時期、何もすることがないと気が抜けてしまいがちですが、これまで意識しなかったことに目を向けて取り組む良い時期でもあります。
- 弱点克服
- 模試を受験してみる
- 新たな勉強時間を確保してみる
今まであまり取り組んできていないからこそ、要領を得ず時間がかかってしまうことでもありますから、少し余裕があるこの時期に取り組んで、今後の受験勉強に備えていってください。
藤沢市辻堂の湘南高校受験専門塾 育秀会
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