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中学2年生は今から入試対策をした方が良いのか

今は基礎をしっかり身につける時期

神奈川県立高校入試が14日から行われています。

面接、特色検査がある生徒はまだ月曜日の試験が残っていますから、最後まで頑張ってくださいね。

 

 

一方で、現中学2年生とその保護者の方は、「今から受験対策を始めた方が良いの?」と不安に思うと思います。

 

 

しかし、中学3年間のカリキュラムが終わっていない今の時期に過去問を使っての対策は、ほとんど問題が解けずできないでしょう。

 

 

今は学校や塾で学習している基礎の根本理解をしていく時期だと思います。

定期テストや塾などで行われるテストなど、身近な目標に対しての学習計画を立てられるようにすることとそれを実行するための日々の学習習慣をしっかり身につけていきましょう。

 

 

その能力が、いざ入試対策をとなった時に必ず活かされるはずです。

 

 

何かやり始めないと不安という方は、模試を受験しましょう。

模試なら今まで学習した範囲の問題が出題されます。

定期テストなどの限られた範囲の試験では身につかない、総合的な知識を引き出す練習や幅広い範囲の対策法を身に着けていく練習になります。

 

 

こうした力を今から意識的に身に着けていくことは、非常に有効です。

これが後々になっていくと、11月12月ぐらいになって「模試の偏差値が上がらない。」「模試での点数のとり方が分からない。」ということになる生徒も出てきます。

 

 

ですので、過去問を勉強し始めるということではなく、模試などを活用して今後必要になってくる総合力を引き出す力を鍛えていくという意識で取り組んでみて下さい。

公立高校入試対策は夏休み明けからでOK

では、いったいいつから入試対策をし始めれば良いのか。

 

湘南高校などのトップ高校を目指すのであれば、中学3年間のカリキュラムは夏休み中に終わらせ、夏明けの前期期末テストを終えた直後から入試対策に入れるように計画的に学習を進めましょう。

 

 

とはいっても、先述したように今は現在学習している基礎内容を固めていく時期。

特に国語・数学・英語は積み重ね教科ですので、日々の学習は非常に重要です。

もし、これまでの学習につまずきがあるようでしたら、早めに手を打っておきましょう。

 

理科や社会は積み重ね教科ではなく、単元・分野別に学習すればよい教科です。

しかし、その勉強法はしっかり確立させておくことをお勧めします。

 

 

中学3年生の夏休みに中学1年生から中学2年生で学習した内容の総復習をすることになると思います。

その時に「勉強法がわからない。」「暗記が苦手。」だと、やらなければならないことが多すぎて大変になってしまいます。

 

 

また、特色検査実施校を受験する生徒はその対策も後期には本格的に始めるでしょう。

大手塾では中学1・2年生の頃から始めてるところもあるようですが。

トップ高校を目指す子は何が違うのか

よく、成績が良い子に対して、「あの子はもともと頭が良いから。」という生徒や保護者がいますが、私はそうではないと思っています。

小さい頃から過ごしてきた環境の違いや正確の違いもあると思いますが、少なからず努力しています。当の本人は努力している意識はないかもしれませんが・・・。

指導している立場で見てみると、日頃から培ってきたものに大きな違いがあると思っています。

 

 

成績が良い生徒たちに共通していること

  • 宿題などやるべきことをしっかりやる
  • 勉強習慣がしっかり身についている
  • 遊ぶときと勉強するときのメリハリがある
  • 基礎学力がしっかり身についている

 

今はまだ眠っているだけで見えていない潜在能力がいざ「入試対策開始」となったときに開花するには、上記のようなことを今からでも積み重ねていけば良いのです。

将来的に湘南高校やその他のトップ高校を目指したいと思っている子は、今からしっかり積み重ねていきましょう。

藤沢市辻堂の湘南高校受験専門塾 育秀会