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子どもの態度にイライラした時の対処法

  1. 勉強しない子どもにイライラする。
  2. いつもダラダラな生活態度にイライラする。
  3. スマホやゲームばかりしていてイライラする。

家での生活態度を見ていると、とにかくイライラすることばかり。

子どもの嫌な部分ばかりが目についてしまう。

そんな状態から抜け出すには、何をすれば良いのでしょうか。

 

嫌な部分ばかり見てしまうのであれば、子どもの良いところを書き出してみませんか?

ここでのポイントは、嫌な部分を良い部分に変換すること。

どのように書き出せば良いのか、例をあげてみます。

子どもの良いところ一例

熱中するものがない。 → 色々なことに興味を示せる。

楽観的で調子のいいことばかり言う。 → ポジティブ思考。

友達が少ない。 → 本当に大切な友人が少数いる。

このように、あまり良いとは思えないことを見方を変えることで良いことに変換するというのは聞いたことがあると思います。

しかし、正直、イラっとした瞬間、そんな冷静に対処できないですよね。

 

感情をそのまま出す前に6秒間待つアンガーマネージメントも、実践するとなると難しいと思います。

もちろん、やらないよりやるように心がけていくことは大事です。

 

しかし、日々の生活の中で溜まってしまっているそのイライラを、今この瞬間解決したい。

そう思うのが人の性。

ですので、今ここで、お子さんの良いところを10個書き出してみましょう。

下記の例のような短文で構いません。

 

兄弟姉妹に優しい。

玄関の靴を揃えて脱いでくれている。

食事後、使用済みの食器を片付けてくれる。

「そんなこと、やって当たり前でしょ。」ということもあるかと思いますが、それで構いません。

それができるようになったのは、保護者の方がそう育てたからです。

 

先日、私も塾生の良いところを書き出して、保護者にお伝えしました。

普段、家で勉強する姿が見えなくとも、塾で見せている勉強の様子、成長している部分をお伝えすることは大事だと思っています。

 

保護者からしたら微々たる成長かもしれませんが、一教育者として学力を高めるための大事な部分だと確信しています。

その小さな成長が、中学3年生になってから飛躍する第一歩だと確信しているのです。

その塾生の成長の一部をご紹介します。

夏休み前は3割程度だった漢字テストで、点数が9割以上取れるようになった。(範囲は100問中40問出題)

わからない問題は自分でテキストを見返して調べられるようになった。
問題を解くスピードが速くなった。
疑問に思ったことをその場で質問するようになった。
ノートのまとめ方が非常によく、見やすくなった。
字が丁寧。
解説を聞くときの姿勢が良い。
問題を解くときの姿勢が良い。
授業中の集中力が上がり、塾長の問いかけに即座に答えられるようになってきた。

今、中学1年生と2年生は、目に見える点数にとらわれるのではなく、勉強をする上での姿勢・態度を身につける段階だと思っています。

 

毎年、中学3年生が飛躍する育秀会では、この勉強への姿勢を大事に、そして厳しく指導しています。

ちなみに、今回の前期期末テストでは、育秀会生は皆、成績を上げました。

下記の成績上昇表は一例です。

 

中学1年生 数学 14点アップ
中学1年生 数学 23点アップ
中学1年生 理科 26点アップ

中学1年生 理科 11点アップ

中学2年生 理科 30点アップ
中学2年生 英語 23点アップ
中学3年生 3教科偏差値 6アップ
中学3年生 5教科偏差値 5アップ
中学3年生 英語偏差値 6アップ
中学3年生 英語偏差値 7アップ
中学3年生 数学偏差値 5アップ
中学3年生 国語偏差値 5アップ
中学3年生 理科偏差値 13アップ

中学1年生と2年生は全員、合計点数も上がりました。

少数人数で指導していますからね。

 

塾生の点数上昇はもちろん嬉しいのですが、根本の学力が急上昇したわけではないことも理解しています。

 

ですので、引き続き次回の定期テストでも点数が上がるように、また、塾生の学力そのものを上げられるように指導していきます。

中学3年生は入塾時より偏差値12アップ

中学3年生の模試偏差値は、上記の表では偏差値5アップとありますが、入塾時の中学1年生3月に受験してもらった回と比較すると、偏差値12上がっています。

 

入塾した当初は、私が細かい指示を出して、それに従って勉強してもらっていましたが、今ではあれやれこれやれと指示することも少なくなり、自分で考えて学習できるようになっています。

 

これは、今年の3年生に限らず毎年見られる傾向です。

 

あなたのお子さんにも、そのようになってもらいたいと思いませんか?