神奈川県立高校入試が終わり、全国各地の学習塾では3月もしくは春休みから新学年の指導がスタートし、来年度の受験に向けてスタートを切っている頃です。
新中学3年生の中にはすでに湘南高校を目指して勉強に励んでいるお子さんもいると思います。
今回のブログでお伝えしたいのは、湘南高校を始めとする県立トップ高校を目指すお子さんが持っているすごい資質を一つ、ご紹介したいと思います。
目標が変わらない
湘南高校や横浜翠嵐高校などの県立トップ高校を目指すお子さんが他の中学生と決定的に違う点は、目標が変わらないということ。
これは、全県模試を実施している伸学工房のデータで導き出されていることですが、模試を受験したお子さんたちの県立高校の第一志望校は年間を通して変わらないということなのです。
中学生くらいの年代ですと、思春期真っ只中ということもありあれやこれやと心変わりが激しい時期です。
伸学工房のデータでは、35~65の偏差値帯のお子さんが記入する志望校は、模試の第1回~第7回の間で偏差値ランクが上や下に移動したり横にスライドしたりと、目標が定まらない傾向にあるとのこと。
はじめは「◯◯高校に行きたい!」とか「●●高校がいいな~。」などと夢に描いた志望校も、学校の成績(内申点や定期テストの得点)が思うように上がらなかったり模試の結果がイマイチだったりすると、志望校をかえてしまうことが多いようです。
中には、「友達が行くから~。」「制服が~。」などの理由で志望校が変わるお子さんもいます。
それが良い・悪いを言いたいのではありません。
トップ高校を目指すお子さんたちが持っているものは、「目標が変わらない志の高さ」、「一本芯の通った気概」です。
目標が変わらないって、すごいことじゃないですか?
では、それを持ち続けることができるのは何故でしょうか?
保護者の信頼
トップ高校を目指すお子さんたちも、時には迷います。心が折れそうになってしまうこともあります。
実際、上に挑戦して挫けてしまった生徒たちを見たこともあります。
まだまだ中学生です。
トップを目指す中学生が全員、強いわけではありません。
「自分がやっている勉強は本当にこれで良いのか?」
「模試の偏差値がなかなか上がらないけど、どうしたら良いのか?」
トップ高校を目指す多くの中学生が、同じように悩んでいます。
それでも高い目標を持ち続けることができるのは、「支え」があるからです。
それは、「塾の先生からの支え」「友達からの支え」。
今では勉強系YouTuberの方の動画などを見て励まされている。なんていうのも聞きます。
その中でもやはり一番のウェイトが高いのは「家族の支え」だと思っています。
家族ですから、親ですから、やはり子どものことを心配してしまうと思います。
しかし、本来してあげるべきは心配ではなく信頼です。
お子さんの良いところをたくさん見つけていきましょう。
お子さんのことを信頼していきましょう。
これから受験まで、お子さんが一生懸命勉強できる環境づくりは、そこから始まります。
藤沢市辻堂の湘南高校受験専門塾 育秀会
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