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どうする?志望校変更

2019年度 神奈川県立入試倍率

1月30日時点の入試倍率が県から発表されたので表にしました。

翠嵐は例年のごとく2倍以上の倍率ですね。

湘南高校は1.82。

その他、藤沢近辺のトップ校の倍率は1.5前後となっています。

 

この数値を見て、胃をキリキリさせながら不安と戦っている真っ最中かと思います。

高校名 定員 志願者数 変更前倍率 昨年倍率
湘南高校 358 650 1.82 1.53
鎌倉高校 318 467 1.47 1.18
茅ヶ崎北陵高校 278 441 1.59 1.23
横浜翠嵐高校 358 795 2.22 2.17
柏陽高校 318 501 1.58 1.34
横浜緑ヶ丘高校 278 553 1.99 1.64
平塚江南高校 318 319 1.00 1.33
小田原高校 318 414 1.30 1.29

そんな中で、志望校を変更しようか迷っている生徒・保護者の方もいらっしゃると思います。

 

 

「不合格にはなりたくない。」とか、「不合格にはさせたくない。」という思いを抱くことはごく自然なことです。

一方で、「現状厳しいけど、模試や対策テストで点数が足りていないけど、挑戦してみたい。」「子どもがどれだけその学校に憧れを抱いているか分かっているから、挑戦してほしい。」という思いを持っている受験生・保護者も多いと思います。

 

 

受験校の最終決定をするに当たり、何を基準にすればよいかが明確になっていないと、受験するその日まで不安に押しつぶされてしまいます。

 

 

そこで考えるのが、塾の先生に合格できるかどうかを聞くこと。

塾の先生もデータを持っていますから、現状からの可能性を伝えることは出来ますし、生徒や保護者が安心したいという気持ちを持って相談してくれていることは承知していると思います。

 

 

しかし、塾の先生から「大丈夫だよ。」と言ってもらいそのまま志望校変更しない場合でも、「変更をしたほうが良いよ。」とアドバイスを受けて志望校変更したとしても、受験当日まですべての不安を拭い去ることは出来ないと思うのです。

最後は自分軸に従って志望校を決定する

高校受験、「何を持って成功・失敗なのか」を自分自身で考えてみて下さい。

 

  • 合格が成功、不合格が失敗。
  • 挑戦したことが成功、挑戦しなかったことが失敗。
  • 自分で意思決定できたことが成功、他者(親・学校や塾)に委ねてしまったことが失敗。

 

もちろんこれだけではなく、他にあるかもしれません。

まずはそれを書き出して、じっくり考えてみて下さい。

 

 

自分一人で考えてみても、なかなかその軸が引き出せないかもしれません。

そんな時に相談するのが、今まで君を指導してきた先生です。

君が信頼できる先生、もしくは親に相談し、話してみて下さい。

きっと君の自分軸を引き出してくれると思います。

 

 

これからの人生、先の見えないことなどいくらでもあります。

誰かに決めてもらう、誰かに最善の道を教えてもらう事ばかりでは、いざというときに自分で意思決定できなくなってしまいます。

 

 

もう一度言います。

大切なことは自分軸を明確にし、その基準に従って受験校を決定することです。

そうすれば残り2週間、不安に押しつぶされることなく誰よりも中身の濃い受験対策ができるはずです。

藤沢市辻堂の湘南高校受験専門進学塾 育秀会